チャンピックスの効果

チャンピックスは、禁煙補助剤の飲み薬として世界初です。チャンピックスは、脳内にあるニコチン受容体に作用して、イライラなどのニコチン切れ症状を和らげます。ですからタバコを吸わない状態が長時間にわたっても吸いたいという気持ちが薄れてきます。また、このニコチン受容体で、「タバコはおいしい」といった感受性を小さくしていきますので、タバコの味が不味くなります。以上の2点がうまく相互的に働くので、禁煙が成功しやすいのです。従来のニコチンガムやニコチンパッチのように、体内にニコチンを前もって吸収させておいて、タバコの味を不味くするといった作用機序とは根本的に違います。さて、チャンピックスで成功している人は多いです。チャンピックは薬ですので、決った飲み方があります。服用期間は12週間です。最初の1週間で薬を少しずつ増やしていき、残り11週間は量を一定にします。飲み忘れがあったり、自分勝手な変更があったりすると、効果が薄れてきます。また薬ですので副作用はつきものです。眠気が出やすいので、車の運転に注意してください。12週間の服用終えると、終わりになります。服用期間中はまったく吸いたくなかったけど、止めた途端に吸いたくなるといったケースが多いです。チャンピックスはあくまでも「禁煙補助剤」です。最終的には、本人の「止める」といった強い意志が必要なのです。この意志されあれば、禁煙は成功すると信じてください。生半可な意志では成功しません。成功したらいいことばかりです。お金が浮いた、食欲が増した、歯がきれいになった、口臭が消えた、肌艶が良くなったなど、うれしい声が聞かれます。自分や家族のために、ぜひ禁煙をしましょう。

チャンピックスの副作用

喫煙行為は健康被害をもたらすことがわかっていて、肺がんや呼吸器疾患を発症してしまうリスクを高めます。そのために世界的に禁煙の重要性が訴えられており、日本でも禁煙治療を医療機関で受けられる体制となっています。たばこを止めるために医療機関に行くことで、禁煙補助剤としてチャンピックスの処方を受けることができます。チャンピックスを3か月ほどの期間にわたって、継続的に服用することで禁煙成功率は85%ほどあると言われています。自力では禁煙を達成することができなかった人であっても、医療機関を受診することで専門的な治療を受けることで、たばこを止めることにつなげることが可能です。チャンピックスは医薬品に該当しますが、一定の割合で副作用を発症する危険性があると言われています。主に生じる副作用の症状としては、吐き気や頭痛、便秘、お腹のはりを感じること、不眠や精神的に不安定になることなどがあります。最も多い症状としては胃腸の不調と言われており、頭痛に関してはチャンピックスを服用した人のうちの10%の割合で起きると考えられています。多くの場合には軽度の副作用で、重症化することは少ないと言えます。チャンピックスを服用することで、何らかの体調不良を感じたときには速やかに医者に相談することが大切です。稀に精神的な変調も見られることがあると考えられており、イライラしたり、気分が落ち込むこともあります。特異なケースとしては自動車を運転しているときに、意識が無くなることで事故を起こしてしまったという事例が確認されています。海外では抑うつ症状による影響で、衝動的な行為や攻撃的な行動変化を生じる可能性があるという報告もあります。

チャンピックスの服用の仕方

近年、禁煙を試みる人の中で、チャンピックスと呼ばれる錠剤タイプの禁煙補助薬をつかって禁煙治療を行う人が増えてきています。このチャンピックスの特徴は有効成分にニコチンが一切含まれていないことですが、他の医薬品と比較すると少し変わった服用方法になっているのも特徴といえます。チャンピックスには0.5mgタイプと1.0mgタイプの2種類がありますが、禁煙治療ではこれらを両方とも使用します。服用は禁煙を開始する日の1週間前から開始し、最初の3日間は1日1回、食後に0.5mgタイプの錠剤を1錠服用します。飲むタイミングは食後であれば、朝食、昼食、夕食のいつの後でも良いですが、病院で処方される場合は朝食後に飲むよう指示されることが多いです。チャンピックスは服用開始4日目に用法と用量が変わります。4日目からは1日2回、朝食後と夕食後に0.5mgタイプの錠剤を服用し、これを7日目まで続けます。そして、禁煙を開始する8日目からは、回数と時間帯については4~7日目と同じですが、服用する錠剤は0.5mgから1.0mgのタイプに変わります。これ以降は用法と用量を変えることなく服用を続けます。チャンピックスの一般的な服用方法は上記の通りですが、忍容性が低いと判断された患者や腎機能障害を持っている患者に対しては減量が行われることがあります。チャンピックスの服用期間は12週間となっており、途中で禁煙に成功したとしても12週目が終了するまでは飲み続けることになります。また、患者によってはより禁煙効果を確実なものとするために、さらに12週間チャンピックスを服用する人がいますが、13週目以降は自費診療となっており、薬代は全額自己負担となるので注意が必要です。